得意の見つけ方

「自分の得意は何?」

あなたはパッと答えられますか?

「好きな事」は答えられても「得意な事」が答えられない人は結構たくさんいます

その理由は
自分の得意は自分にとっては当たり前にできるので普段あまり意識しないから

社会において周りを見てみると得意を認識してないで働いている人が非常に多い

周りからみて「あの人この仕事絶対向いてないよ」と思う人の多くは自分の得意分野で仕事ができていません

逆に職場にいる仕事ができる人は大体自分の得意分野で仕事をしています(得意を認識できているかどうかは別)

苦手なポジションで働いていて結果が出なかった人が部署移動などで得意なポジションに移ると
めちゃくちゃ結果を出したなんてことは結構ある事です

得意分野で勝負すると結果が出やすい
苦手分野では結果が出にくい

これは基本的にどんな場面でも当てはまります

ということは
自分の得意を認識して勝負すれば結果が出やすくなるということ

感覚的に言えば
得意ではないところで勝負する難易度がレベル100だとすると
得意なところで勝負できると難易度レベルは20ぐらいまで下がる気がします

まずは自分の得意を認識するところから始めよう

目次

好きな事が得意な事とは限らない

では自分の得意はどこにあるのか?

好きなことの中に得意があると思いませんか?

実はそうとは限らない

野球は好きだけど運動神経は良くない
料理をするのが好きなんだけど出来上がった料理はあまり美味しくない。など

好きだけど得意ではないことは結構あります

仕事やアルバイトやスポーツなど何かを始めるときに

「好きだから」「興味があるから」という理由で初めてみたものの
実際やってみると「なんか思ってたのと違う」という理由で辞めてしまった経験はないだろうか?

なぜ続かなかったのか?その理由の1つが
「好き」なんだけど「得意ではない」ことだったから

「好き」という理由だけで「得意ではない」事を続けることはものすごく難しいし大変なことです
むしろ続ければ続けるほど「好き」という気持ちがなくなっていき
最終的には「嫌い」になってしまうこともある

得意ではないし嫌いな事なんてもはや苦痛でしかありません

それとは逆に
何かを始めようと思った時に「得意」なジャンルで始められればどうだろう?

最初はそんなに好きじゃなかったことも
「得意」だからこそうまくこなしていけることで結果が出やすい

結果が出ると周りからも評価されるし
自分としても楽しくなってくる

結果、最初はそんなに好きじゃなかった事もどんどん好きになっていく

得意だし好きな事をやれる、とてもいい環境にしていくことができます

「好き」な事の中に「得意」があるとは限らないが
「得意」だから「好き」になっていくことはある

好き≠得意
「好き」の中に「得意」があるとは限らない
周りからよく褒められることの中に自分の「得意」のヒントがある

得意の見つけ方

①リスト化する

日常生活(学生生活、バイト、仕事、遊びなどなど)の中で
自分が「気持ち良かったこと」や「好きだったこと」をどんどん書き出していこう

例えば「ファミレスのフロアのアルバイトが楽しかった」「本を読んでいるのが好き」
「学園祭を周りの人と一緒に作り上げていくのが楽しかった」などなど
思ったことをどんどん書いていこう

書き出していくことに行き詰まってきたら
親や友達などの周りの人にも「僕(私)が生き生きしている時ってどんな時?」と聞いてみよう
意外と面白い答えや思ってもみなかった答えが返ってきたりする

答えが似通っていても全然構わないので深く考えずにポンポン書き出してみよう

少なくとも50個ぐらい描き出せるといい

3つのジャンルに分類する

⚫︎Thinking(考える力)
⚫︎Communication(人との関わり/伝える力)
⚫︎Leadership(人を動かす力/変化を起こす力)

書き出した項目を上の3つのジャンルに振り分けていく

振り分ける際のポイントは
書き出した項目を少し掘り下げて「なぜ」を見つけること

先ほどあげた「ファミレスのフロアのアルバイトが楽しかった」をちょっと掘り下げると
「接客が楽しかった」なので「Communication(人との関わり/伝える力)」に入れる
「本を読んでいるのが好き」は例えば「考察」と掘り下げることができるので「Thinking(考える力)」に入れられそうだ

最初は少しだけ難しいかもしれないが
慣れてくるとスムーズに置き換えられるのでポンポン振り分けていこう

あまり深く考えずに直感で振り分けてしまっても、それはそれで別にいいと思う
直感や雰囲気も自分の得意を見つけるのに大切な要素だ

自分の特徴を俯瞰してみる

全部の項目を入れ終わったら全体を眺めてみよう

たくさんの項目が入っているジャンルとあまり項目が入っていないジャンルがあるはずです

たくさんの項目が入っているジャンルは自分が好き(得意)なジャンル
あまり項目が入っていないジャンルは自分があまり好き(得意)じゃないジャンルです

たくさんの項目が入っているジャンルにこそ得意のヒントがある

ジャンルの特徴

Thinking(考える力)が好きな事

考える、問題を解く、勝つための戦略を考える、分析する

Communication(人との関わり/伝える力)が好きな事

人と会う、人と話す、SNSで多くの人と繋がる、人が集まるところに行く

Leadership(人を動かす力/変化を起こす力)好きな事

何かを達成する、新しいことへの挑戦、周りを仕切る、責任ある役割を担う、人の世話をやく

得意を見つけて自分らしく生きる

「ジャンルの特徴と一緒に向いている職種も書いてよ」と思うかもしれませんが
それはあえてここでは書きません

向いている職業は研究職です。経営者です。プロデューサーです。

これを見てどう思いますか?

自分の得意なジャンルにこれらがあると
気持ちよくはなるけど現実感は無くなります(俺、社長に向いてるのかぁ、ふふふ笑)

現実感がなくなるとどうなるか?
心理テストやテレビでやってる朝の占いと同じエンターテイメントになってしまいます
朝のテレビでやってる占い、その詳細をあなたは夜まで覚えてますか?

エンタメ要素が強くなると人はそのことを簡単に忘れていきます

せっかくここまでやって見つけた「自分の得意のヒント」も数時間後には忘れてしまうでしょう

これからやるべき事は
自分の得意ジャンルの向き不向きを考えることではなく
自分の得意を知った上で行動することです

まずは自分の得意を知ること

そこから始めてみましょう

得意の見つけ方については
書籍「苦しかった時の話をしようか/森岡毅」が非常に参考になります
生き方についての多くのヒントが面白くわかりやすく書かれているのでぜひ読んでみてください

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この記事を書いた人

大学卒業後、会社に就職し30歳を機に独立
独立から2年後に法人化し現在に至る

楽する事をモットーに無駄をとことん省いていくことにより
会社員時代より圧倒的な自分時間の確保と金銭面の余裕を手に入れた

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