フリーランス(個人事業主)が持っている自由は1つだけ

よく「フリーランスは働く時間も場所も自由で自分の思い通りに働ける」みたいな謳い文句を目にするが
勘違いしてはいけない

自由な時間に、自由な場所で、自分の思い通りに働いていたら
一部を除く多くのフリーランス(個人事業主)は仕事が無くなって食べていけなくなる

多くのフリーランス(個人事業主)は働く時間も場所も「取引相手によって変わる」が正解です

取引相手によっては「時間は相手次第だけど、パソコン作業なので場所は自由」とか
「期日までに仕上げればいいので、それ以外は自由」とか
部分的な自由はあり得る

しかし全てにおいて自分の思い通りに事が運ぶなんてことはまずあり得ない

記事を書いた人のプロフィール
会社員を8年務めた後フリーランス(個人事業主)として独立
フリーランス(個人事業主)として4年間やった後に会社を設立(社員は自分1人だけのミニマム法人)して現在6年目(2024年時点)
その間仕事が途切れたことはなく、長く一緒に仕事をさせていただいているクライアント様の他にも、定期的に新しいお客様からも仕事の依頼をいただいている

目次

フリーランス(個人事業主)に与えられているのは「選択の自由」

ほとんどの仕事は相手がいて初めて成り立つ

仕事を共にする相手がいると言うことは
全てが自由なんて事はまずあり得ない
それでも「私は全てが自由だ」と言う人がいたら、その人はきっと周りの人の自由を食い潰している

その点においてはフリーランス(個人事業主)も会社員も変わらない

ではフリーランス(個人事業主)が持っている自由とは何か?
それは全てを自分で決める「選択の自由」

会社員は基本的に会社から言われた仕事を行うことになるし
その仕事はほとんど会社の範疇の仕事になる

しかしフリーランス(個人事業主)は受ける仕事は自分で選択するので仕事の幅に制限がない

やりたい仕事もやりたくない仕事も、やるかやらないかの選択をするのは自分であり
どんな仕事を選択するかも自分次第だ

「やりたくない仕事だけどお金のためにやるしかない」とか
「嫌な取引相手なんだけど、断ると後が面倒だから仕方なく引き受ける」
といった仕事でも
最終的に受ける選択をしたのは自分である

仕事を受けるまでの過程に「断る」の選択肢もあった

選択の自由には責任が伴う

フリーランス(個人事業主)は会社員よりも選択の自由があるが

言い換えれば会社員よりも選択の責任が多いということ

会社員の場合、1つの選択で会社をクビになることは少ないが
フリーランス(個人事業主)は1つの選択でその取引先からの仕事がなくなる事は決して少なくない

つまり、その取引先にクビを切られたようなものだ

また、会社員であれば自分の失敗の責任を別の誰かが取ってくれることもあるかもしれないが
フリーランス(個人事業主)は失敗の責任は基本的に全て自分でとらなければならない

選択の自由は人生において非常に魅力的

なぜ僕が全ての責任が自分にあるリスクを取ってもなおフリーランス(個人事業主)でいたいと思えるのかと言えば

選択の自由がそれだけ魅力的だから

選択の責任があるのは悪い方ばかりではない

良い方にも同じことが言える

自分の選択によって将来をより良い方向、自分の思い描いた方向、に進める事ができる

その選択肢は会社員よりずっと多いように思う

まとめ

選択の結果が全て自分に返ってくるのが
フリーランス(個人事業主)の大変なところであり、楽しいところです

今あなたの目の前にある選択肢は過去の自分の結果であり
これから先の選択肢を作るのは今からの自分です

自分の納得いく選択をしていきましょう

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この記事を書いた人

大学卒業後、会社に就職し30歳を機に独立
独立から2年後に法人化し現在に至る

楽する事をモットーに無駄をとことん省いていくことにより
会社員時代より圧倒的な自分時間の確保と金銭面の余裕を手に入れた

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